至福の時
私共で、御葬儀をお手伝いさせて頂いた方なのですが、レストランを経営なさっているとの事で、先日ディナータイムにお邪魔しました。
御葬儀が終わり、後日ご自宅にお伺いさせて頂いた際、私に御家族の方が『せっかく知り合ったのだから、これで終わらせてしまうのわね...これからもずっと何かの形でお付き合いしていきましょうよ。』そうおっしゃって下さいました。
そして、色々お話をしていた中で、レストランを経営なさっているという事をお聞きました。
『本当に美味しいから、是非いらして!』奥様がそうおっしゃってくださったのですが、その後なかなかお伺いできずにいたのでした。
車を走らせながら、お店を探していたのですが『電話をして聞いた方が良いね』と、車を停めました。すると『あっここだ!』なんと目の前に停めたのでした。レストランは、土地柄とてもお洒落な雰囲気でした。
『こんばんは、難波です』オーナーはびっくりした様子でした。
そして、私達を一番奥の席に案内してくださり、お料理の説明をしてくださいました。
今日は私達が"お客様"。何だか変な感じで、落ち着きませんでした。
ですがお料理が運ばれ、目の前に置かれた途端、私は先程までの緊張が無くなり、早速一口パクリ。"あ~美味しい、幸せ~"その後もパクパク、そして『美味しいね、美味しいね』の連呼でした。
そしてメインディッシュは、開店当初から変わらないという、オーナー一押しの品を頂きました。
"なんて美味しいんだろう~お肉が柔らかくて美味しい""野菜ってこんなに美味しかったっけ?こんなにシャキシャキしてたっけ?"『ねぇ私達が食べていた
野菜は何?』『ブロッコリーもカリフラワーも、こんなにカリカリしてないよね?』等と会話をしながら、楽しく頂きました。
仕事柄、普段から食事の時間も不規則だったり、時間を掛けてゆっくり食べられなかったりしている私達にとって、至福の時を過ごす事ができました。
しかも、葬儀を依頼して下さった方のお店で、食事が出来るなんて。
本当に感謝でした。
"葬儀が終わったら、終わり、そんな葬儀社にならない!"という、この気持ちを常に持ち続け、これからも一生懸命お手伝いをさせて頂きたいと思っております。
美味しいお料理を有難うございました。