今まで葬儀業界に携わってきて、人それぞれ考え方は違うと思いますが、
私が特に思う事は遺影写真についてです。
急な出来事のため原版になる故人の写真が見つからない事です。
見つからないといっても無いわけではありません。皆さんの納得できる写真が無いという事です。
探す余裕が無い、どこにしまったのかわからない、写真が苦手だったなど理由は様々ですが、
『これしかないからこれでお願いします』と言って遺影写真を作る人が大多数なのです。
葬儀において遺影写真が一番大切だとは思いません。
お式自体も故人との最後のお別れの大切な時間です。
しかし形として最後に残る物は遺影写真です。
型にとらわれずその人らしい写真を作ってあげられたら幸いだと思っています。
そのために生前写真を撮影出来たらと考えています。
幸いにも当社には写真館に勤務していたカメラマンがおります。
写真館で撮影するのも良いでしょう。
しかし堅苦しくなったり、いつもの雰囲気ではなかったりすののも事実です。
お店に行くのも大変かもしれません。
そこで自宅で撮影してみてはどうか？と考えました。
いつも自分が生活している場所、部屋など・・・もっとも落ち着く空間があると思うのです。
そこで家族と会話したりしている姿、笑顔、笑顔でなくともその人らしさがにじみ出ているような一枚が撮影出来れば最高だと思います。
他人が自宅にあがって撮影するわけですから、緊張しないわけがありません。
そこは私たちと家族の皆さんと会話しながら緊張が緩んできたところをスナップしたいと思います。
遺影写真のために撮るのではなく、家族の記念写真、ポートレートなど、
お気に入りの１枚になるような写真を撮影する事が目的ですので気兼ねなくご相談ください。
事前に連絡を頂き、ご自宅までお伺いいたします！
